[blender]リジッドボディを続きから再開する方法

パーティクルやソフトボディなどはキャッシュをディスクに保存する事もできますが、リジッドボディをベイクするにはメモリにしか出来ません。以前の記事でも少し触れましたが、レンダリングなどにもメモリを使う事を考えると目一杯リジッドボディにメモリを割く事はできません。しかし、途中まで計算した後、新規シーンで最後の位置からリジッドボディを再開すると不自然な結果になってしまいます。
一度演算結果をキーフレームにベイクした後、続きからリジッドボディを再開した例

今回はこれを解消する方法を紹介します。














リジッドボディのアニメチェックボックスがポイント





アニメチェックボックスがオンになっている場合、キーフレームアニメーションで制御できます。それだけでなく、アニメチェックボックスにキーフレームを打つ事で、アニメーションの勢いを使って物理演算に切り変える事もできます。
キーフレームアニメーションから物理演算に切り替わっている

この機能を使う事で物理演算の勢いを保ったまま途中から演算を再開できます。









実際にやってみよう
では早速試してみましょう。
今度は回転もかかったリジッドボディです。

キーフレームにベイクしても良いのですが、今回はビジュアルキーフレームを使います。ビジュアルキーフレームでもリジッドボディのアニメーションを記録できます。
今回のシーンの場合

  1. まずビジュアルキーフレームの位置と回転を最後の3フレーム(48、49、50フレーム)に打ちます。
  2. 次に48フレームでアニメのチェックボックスをオンにしてキーフレームを打ちます。
  3. 51フレームでアニメのチェックを外してキーフレームを打ちます。
  4. そしてシミュレーション範囲の開始を48フレームにして後ろのフレームをベイクしてください。

これで先ほどの物理演算の続きからベイクできるはずです。

この様にすれば長〜いリジッドボディもシーンを分けて演算させる事ができます。
しかしあまりにも重いシーンの場合はうまくいかない場合や極端に遅くなる場合もあります。(実体験済み)